こんにちは、アイネ・クライネ・ナハトムジークです。
このページでは、ボクシングの世界制覇階級数のうち、4階級以上にわたって王座を獲得したボクサーたちの面々ををまとめています。
階級制覇ランキング
獲得階級を一覧表にしました。
いつ見ても、パッキャオは異常です・・・
黄金のミドル
1980年代、「黄金のミドル」と謳われた四天王からレナード、ハーンズ、デュランの3人がランクイン。
レナードとハーンズが5階級、デュランは4階級制覇王者として歴史にその名を残しています。
5階級制覇は今に至るまで片手で数えるほどしか達成者がいない記録。
彼らが如何に突出した存在であったかが分かる上に、そんな選手たちが同時代の同階級に揃って出現し鎬を削ったことはボクシング界にとって正に僥倖でした。
6階級制覇
オスカー・デ・ラ・ホーヤ
史上初の6階級制覇はアメリカのゴールデンボーイこと、デラホーヤ。
永遠に止まることは無いと思わせるような、あの圧倒的な超攻撃的なスタイルから繰り出される無酸素ラッシュは当時のボクシングファンを熱狂の渦に巻き込みました。
マニー・パッキャオ
同じ6階級制覇でもマニーパッキャオは飛び級での達成であり、実質的には10階級(!)制覇。
この記録は永遠に超えられることのない記録なのかもしれません。
階級アップを繰り返しても、その圧倒的な攻撃力は衰えるどころか勢いを増していったのが彼の最も異常な特徴でしょう。
巨大で屈強な猛者たちを小さなパッキャオがなぎ倒していく姿はまさに伝説そのもの。
日本人の4階級制覇王者
井岡一翔
日本人として初めて4階級制覇を成し遂げたのは、井岡一翔選手でした。
4階級目でも老獪なボクシングで勝利を積み重ね、いぶし銀の存在感を放っている井岡選手。
同じく4階級制覇を目指していた田中恒成選手を圧倒した試合は、井岡強しを日本中に印象付けた試合でしたね。
キャリア最終盤に差し掛かった彼が今後どんな有終を飾ってくれるのでしょうか。
井上尚弥
そして、我らがモンスター井上尚弥選手。
彼の4階級制覇はフライ級を飛び越しての実質5階級制覇。
現在スーパーバンタム級で4階級目の王座を獲得した彼は、2階級上のスーパーフェザーまでの進出を公言しており、そうなると6階級制覇、実質7階級制覇王者となります。
彼なら、スーパーフェザーまで圧倒的なKO勝利の連続で無敗で4団体統一まで成し遂げてしまうのではないか、と筆者は思っていたりします。
まさに歴史に名を残す歴代最強王者となる素質を秘めた彼の今後の軌跡を見守っていきたいと思います。
田中恒成
3人目の4階級制覇王者は、田中恒成選手です。
圧倒的なスピードから繰り出されるキレのある攻撃は、数々の猛者達を沈黙させてきました。
4階級目では井岡一翔選手に敗れたものの、パワー不足を補うスタイル変更とディフェンス力に磨きをかけ、悲願の4階級制覇を成し遂げました。
プロキャリア後半に差し掛かってきた彼の今後の戦いに目が離せません。
現役の3階級制覇経験者 (現役王者以外も含む)
テレンス・クロフォード
ジャーボンテイ・デービス
ワシル・ロマチェンコ
シャクール・スティーブンソン
エマヌエル・ナバレッテ
ジョンリエル・カシメロ
中谷潤人
以上が現役の3階級制覇経験者たちです。
このうち、クロフォード、ナバレッテ、中谷潤人選手が近々4階級制覇を成し遂げると期待されています。
まとめ
ボクシングの世界階級制覇数ランキングをご紹介しました。
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