こんにちは。アイネ・クライネ・ナジームハメドです。
2025年1月24日、Leminoにて井上尚弥 vs キム・イェジュンの世界スーパーバンタム級 WBA・WBC・IBF・WBO4団体王座防衛戦を配信観戦いたしました。
試合を通しての感想を書いていきたいと思います。
井上尚弥 vs キム・イェジュン 試合結果
興行の試合結果はこちら↓↓にまとめていますので、ご参考ください。
井上尚弥 vs キム・イェジュン 感想
試合前の状況
指名挑戦者サム・グッドマンの2度の怪我により直前で1ヶ月の延期、
さらに選手変更。
キム・イェジュンはオーソドックスもサウスポーもこなすスイッチヒッター。
基本に忠実なグッドマンとは大きく異なる選手であり、
直前の調整に大きな支障があったことは想像に難くありませんでした。
イェジュン選手はWBOにランキングされているのみの無名選手とはいえ、
変則的なタイミングとパンチの軌道を持つ選手で、
決して油断できる選手ではないな、という印象でした。
さらに、現役ながらすでに伝説的な選手となっている井上選手が負けることは想像し難く、
下位ランカーとの試合に楽勝ムードが漂っていたのも事実。
試合前から、嫌な予感を感じながら視聴を開始しました。
試合経過
1R、井上は快適な距離を探しながら、
ジャブを中心に放って様子を見る姿勢。
いつもの力量を測るルーティンから入りました。
対するイェジュンはサウスポースタイルからジリジリと寄り、
攻撃の姿勢を見せるも、井上の懐の深さにすぐに手が出なくなる。
時折右ジャブを繰り出すも井上の速いジャブに対応できず、
消極的な対応に終始。
2R以降、井上は距離を詰めてプレッシャーをかけ始める。
ボディと顔面に左右を打ち分け、軽快なフットワークで
早くも余裕を見せ始める。
カウンターが得意、というイェジュンは勇敢に左を出し始め、
ワンツーが顔面を捉えるシーンもいくつかあったが、
全体的には井上の猛打の前に打ち負けるシーンが続く。
そして4R後半、当たり始めた左を不用意に出したイェジュンに、
井上の左フックカウンターが突き刺さる。
効かされてたじろぐも、効いていないアピールをするイェジュンに、
井上の左右の猛連打が襲いかかる。
最後はワンツーの右がクリーンヒット。
イェジュンはロープに吹き飛ばされる形でダウン!!
悶絶する様子のイェジュンは立ち上がることができず、
同時にセコンドからのタオルが投入され、試合終了。
まとめ
試合後、大橋会長はイェジュンのリザーバーとして呼んでいた選手が、
トラブルで来日できなかったことを明かした。
試合前のゴタゴタ、悪条件にも負けず、
素晴らしい内容で相手を圧倒してみせた井上選手。
やはり、怪物は怪物だった・・・
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