【最新版】伊丹市の新規オープン店一覧　（兵庫県／伊丹空港／大阪空港／新伊丹／JR伊丹／阪急伊丹／昆陽／稲野／開店／ニューオープン）

伊丹市の位置

伊丹市は兵庫県南東部に位置しています。

大阪梅田から伊丹市市役所までは直線距離で約13キロ。

兵庫県の一市というよりも大阪の衛星都市の一つとしての性格が強いと言えるでしょう。

伊丹市の地形

市内は全体的に平坦な地形であり、
東部には猪名川、西部には武庫川が流れています。

兵庫～大阪～京都を結ぶ重要な幹線道路である
国道171号線が市の中央を貫通しています。

伊丹市のランドマーク

大阪国際空港（伊丹空港）・伊丹スカイパーク

市東部、大阪府豊中市および池田市との市境にあり、小さい規模ながら地理的な利便性を活かした関西を代表する国際空港です。空港内の伊丹スカイパークは大阪国際空港に隣接する公園で、離着陸する飛行機を間近で見ることができます。子供向けの大型遊具もあり、家族連れや写真愛好家にも人気です。

荒牧バラ公園

多彩なバラが楽しめる公園です。

昆陽池公園

奈良時代に行基が作ったとされる昆陽池を中心とした公園で、野鳥の飛来地としても知られています。

有岡城跡

かつて伊丹城、有岡城として栄えた城の史跡です。

市立伊丹ミュージアム

伊丹の歴史や文化について学ぶことができます。

清酒発祥の地

市内には酒蔵が点在し、酒造りの歴史や文化に触れることができます。

伊丹市のスペック

面積

25.09平方キロメートル

人口

約20万人を推移しており、
兵庫県では全29市中 8位、
関西では全111市中 22位、
全国では全792市中 132位と、
人口が比較的多い市と言えます。

アイコン

市の木: クスノキ
市民の花: ツツジ

伊丹市の歴史

伊丹の歴史は古く、縄文時代には既に人々が生活していた痕跡が見られます。

古代

奈良時代には伊丹廃寺が建立され、行基によって昆陽池や昆陽施院（現在の昆陽寺）が作られました。

中世

14世紀初め頃に伊丹氏が登場し、伊丹城を築いて摂津国の一部を支配しました。その後、織田信長の家臣である荒木村重が伊丹城に入り、有岡城と改名しましたが、信長に反旗をひるがえし、落城・廃城となりました。

近世

有岡城の城下町であった伊丹町は残り、江戸時代には酒造業が基幹産業として発展しました。特に「伊丹諸白」は全国的に名声を博し、「清酒発祥の地」として知られています。また、俳人・上島鬼貫を輩出するなど、文化も花開きました。

近現代

明治22年（1889年）に村の統合が行われ、昭和15年（1940年）に伊丹町と稲野村が合併し、伊丹市が誕生しました。

伊丹市の特徴

伊丹市は、交通の便が良く、歴史と文化に恵まれた、住みやすい都市と言えるでしょう。

交通利便性

大阪や神戸へのアクセスが容易で、JR宝塚線（伊丹駅、北伊丹駅）と阪急伊丹線（伊丹駅、新伊丹駅、稲野駅）が市内を走っています。JR伊丹駅からは大阪まで約15分、三ノ宮まで約25分、阪急伊丹駅からは梅田まで約20分、神戸三宮まで約30分でアクセス可能です。また、大阪国際空港があるため、空路での移動も非常に便利です。市営バスも充実しており、市内各所への移動を支えています。

住みやすさ

都会へのアクセスの良さと、自然豊かな環境が共存しており、ベッドタウンとしても人気があります。商業施設も多く、子育てしやすい環境が整っています。平坦な地形のため、自転車を利用する人も多いです。

文化・産業

清酒発祥の地として、現在も酒造業が盛んです。2020年には『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷』が日本酒をテーマにした初の日本遺産に認定されました。地場産業として酒造業のほか、新素材や光ファイバーなどの最先端産業、高度な技術力を持つ中小企業も存在します。

伊丹市出身の有名人

有村架純:俳優
花村想太:Da-iCEのメンバー
田中将大:元プロ野球選手 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
坂本勇人:プロ野球選手 (読売巨人軍)
南野陽子:女優・歌手
杉本美香:柔道家
横山エンタツ:漫才師
辻野久憲:翻訳家、文芸評論家
加賀一郎:陸上競技選手
藤田信男:野球選手、監督
奥田安弘:中央大学大学院法務研究科教授
荒川祐吉:神戸大学名誉教授
赤岡功:京都大学名誉教授
上村愛子:競泳選手
中島宏之:中日ドラゴンズ選手