こんにちは、兵庫のお店やスポットを鬼のように紹介していく、鬼兵庫です。
神戸市中央区の大龍寺に訪問してきました!
『大龍寺』の詳細
大龍寺は神戸市中央区、六甲山地の西部に位置する、歴史ある東寺真言宗の別格本山です。
山深く静かな環境にありながら、神戸市街地からも比較的アクセスしやすく、
都会の喧騒を離れて心を落ち着かせたい人々に親しまれています。

近畿三十六不動尊霊場、摂津国八十八箇所巡りのお寺でもあります。
大龍寺の歴史と由来
大龍寺は西暦768年(神護景雲2年)、
和気清麻呂(わけのきよまろ)によって開山したと伝えられています。
すごい歴史があるお寺なんですね!
清麻呂が寺院建立に適した地を探していた際、
道鏡の刺客に襲われた際、突如現れた龍に助けられたことから、
この地に「大龍寺」を開いたとされています。
当初は「摩尼山如意輪寺」と称していました。
道鏡と言えば、皇位簒奪を狙って天皇に取り入った人物として有名ですよね。
和気清麻呂は国を憂う国士としても著名な人物です。
そんな歴史の渦中に誕生したお寺だとは、全く知りませんでした。
また、ここで和気清麻呂を助けた「龍」というのが、どういう人物だったのか、
というのも気になりますね・・・
「再度山」の名の由来は、開山から約40年後、若き日の弘法大師・空海が唐へ渡る前に航海の無事を祈願し、帰国後も真言密教を学び終えたお礼として再度参拝したことに由来し、「再度山」と呼ばれるようになりました。空海が歩いたとされる参道は「大師道」として今も残っています。
空海上人にもゆかりのあるお寺なんです。
戦国期には一時衰退しましたが、寛文年間(1661~73年)に実祐と賢正によって再興されました。
江戸時代に復興したのは素晴らしいことですね。
大龍寺の様子、雰囲気
三ノ宮から車で約25分、山道に突如として大きな山門が現れます。
これが、大龍寺の入口です。
朱色が映える、立派な門がまえです。

門をくぐると、しばらくは山林の砂利道を進みます。
脇道には階段もあり、足の悪い方にも安心ですね。


最後は本堂へと続く階段を登っていきます。


階段の上では、仁王像にお出迎えをしていただきました。


ここからさらに階段を登り、本堂へ到着です。
なかなかの急斜面です。




本堂に到着。
荘厳な佇まいに背筋が伸びます。


他にも見どころがたくさんです。
ちょっとしたお茶のみ小屋のようなものもありました。










裏山を登っていくと、奥の院へと続いていきます。
5分ほど山道を登っていくと、奥の院に到着です。


平日昼ということもあり、誰もいない空間を独り占めする豪華な時間を堪能させていただきました。
合唱。


本堂から降りる脇道には、立派な納経所も。
さらには、山道から逸れて1分ほどの距離に休憩所跡もあり、
大龍寺がコミュニティとして栄えていた様が想像できます。




どんな人が訪れている?
六甲山の登山道としても有名なこともあり、
登山客が多くお寺に訪れていました。
休憩するには丁度いい場所にあるんでしょうね。
車を止めるスペースもそれなりにあるので、
夏は避暑地のつもりで訪れるのもよいかもしれませんね。
大龍寺のシステム
境内の拝観は終日可。
御朱印・供養等受付は9:00~16:00となっています。
混雑具合は?待ち時間は?
平日は混雑・待ち時間は全くありませんでした。
休日はちょっとわかりませんが、大型バスが横付けでもしない限りは、
ゆったりと参拝することができそうです。
大龍寺へのアクセス
所在地 近くのお店について
兵庫県神戸市中央町にあります。
住所は、 兵庫県神戸市中央区神戸港地方再度山1 です。
近くには、
・再度公園
・高雄山
・洞川湖
などのスポットがあります。
最寄り駅は? 徒歩の道順は? 専用の駐車場はある?
最寄り駅は市営地下鉄/新幹線の新神戸駅、徒歩での所要時間は2時間ほど。
車では約20分の距離にあります。
道順は ↓こちら↓ のグーグルマップをご参考ください。
専用駐車場は山門前の砂利のところに、数台分止められるほどのスペースがあります。
大龍寺のリンクまとめ
HPへのリンクはこちら↓↓
http://www.tairyuji.com/index.html
Googlemapへのリンクはこちら↓↓
https://maps.app.goo.gl/n3oQctAp48YpBR718
まとめ
いかがだったでしょうか。
神戸市中央区の大龍寺をご紹介しました。
*最新の情報ではない可能性があります。詳しくは直接お寺にお確かめください。
*情報求ム!新しいお店の開店情報や掲載情報の間違いなど、耳寄り情報があればお知らせください。泣いて喜びます!


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