【悲報!】コープ打出浜の閉店が決定・・・ 公式発表を紹介&考察します 【大東町/閉店/芦屋市/コープこうべ/スーパーマーケット/地域情報】

コープ打出浜 芦屋市大東町 市のこと
コープ打出浜 芦屋市大東町 閉店します・・・

こんにちは、アシヤタガラスです。

悲報です。閉店候補に挙げられていたコープ打出浜の閉店が決定してしまいました・・・

当ブログで追っていたこの問題について、公式発表内容をご紹介します。
さらに閉店に至った顛末を整理、考察し今後の生活に活かすべく、まとめ記事を投稿したいと思います。

コープ打出浜が営業終了候補店指定に

芦屋市大東町にある小型スーパーマーケット、コープ打出浜は1981年の開業以来、浜芦屋地域の芦屋市民の食卓を支えてきました。

ところが、今年の3月にコープ打出浜は営業終了候補店指定を受けてしまいました。

営業終了候補店指定とは・・・コープこうべ本部によると、9月末までの営業成績によって店舗の営業継続・終了を判断する、とのこと。

つまり、この半年間の経営状況によってコープ打出浜が営業を続けるか、閉店となってしまうかが判断される、というものでした。

その詳しい内容と背景については、こちらの記事でまとめています。↓

そして、コープ打出浜は9月末までの売上実績を毎日店頭に掲示し、9月末までの営業成績を受けて本部が11月上旬に結論を出す、としていました。

その結果が、つい先日発表されたわけです。

コープ打出浜の閉店が決定・・・

今年の4月頭~9月末までの売上・営業実績から、コープこうべ本部が出した結論は・・・

コープ打出浜の閉店 (2026年3月12日木曜日が最終営業日)

でした。

近隣住民である私や周辺住民の方々にとってはなかなか受け入れがたい決定です。

しかし、コープ打出浜は来年春先には営業終了となるのが事実・現実なのです。

当ブログでも度々この問題について取り上げてきましたが、このような結果となり非常に残念・無念に思っています。

コープこうべの公式見解は

営業終了を決定したコープこうべ本部は、何と言っているのでしょうか。

プレスリリースを確認してみましょう。

2025年11月 7日

「2025年度 営業終了候補店」の方向性についてのお知らせ
組合員の皆さまへ

日頃はコープこうべをご利用いただき、誠にありがとうございます。

経営状況が厳しい7店舗を営業終了候補店として、今年3月からご利用組合員へのハガキや店頭ポスターなどでお知らせし、組合員の皆さまに、より一層のご利用をお願いするとともに、業績改善に向けて売り場の魅力向上、経費削減などに取り組んできました。
お知らせ後、組合員の皆さまには大変多くのご利用・ご協力を賜り、また各店舗には激励のお声を多数いただき、心から感謝を申し上げます。

4月~9月の取り組みを踏まえ、今年度の営業終了候補店の方向性が下記のとおり決まりましたのでお知らせします。

◆2025年度の営業終了候補店を取り下げる(営業を継続する)店舗
 ●コープ兵庫(神戸市兵庫区)
 ●コープ有野(神戸市北区)
 ●コープ西鈴蘭台(神戸市北区)
 ●コープ姫路砥堀(姫路市)
※店頭ポスターでお知らせしております。

◆営業を終了する店舗および終了予定日
 ●コープ茨木白川(大阪府茨木市) ・・・2026年3月2日(月)
 ●コープ打出浜(芦屋市)     ・・・2026年3月12日(木)
 ●コープ桃山台(神戸市垂水区)  ・・・2026年3月23日(月)
※皆さまのご期待に沿うことができず、ご不便をおかけすることになり、誠に申し訳ございません。
営業を終了する3店舗は説明会を開催します。各店舗の日程や参加申し込み方法は、ご利用の組合員の皆さまに11月上旬から郵送するお知らせハガキや店頭ポスターで案内させていただきます。

何とぞ、ご理解を賜りますようお願いいたします。

2025年11月
生活協同組合コープこうべ

生活協同組合コープこうべ  https://www.kobe.coop.or.jp/news/detail.php?id=147477
「2025年度 営業終了候補店」の方向性についてのお知らせお知らせ|生活協同組合コープこうべ

2025年度は7店舗の営業終了候補店が指定されており、そのうちコープ打出浜を含む3店舗が閉店を余儀なくされています。

コープ打出浜が閉店することになった要因は?

また、神戸新聞の記事によると目標の営業利益率が赤字8%、もしくは4%以上で設備老朽化などの課題がある店が営業終了対象となる、とのこと。

コープ打出浜が発表していた直近半年間の営業利益率はマイナス3~7%台を推移しており、期間内の営業利益率はマイナス5.1%であったことから考えると、営業利益率の不振だけではなく設備老朽化の課題が閉店の追い打ちとなったことが分かります。(1980年代から営業されているのですから当然と言えば当然ですが)

コープこうべ、打出浜店と桃山台店を26年3月閉店へ 大阪の茨木白川店も
2025/11/7 20:48

 生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)は7日、コープ打出浜(芦屋市)とコープ桃山台(神戸市垂水区)、コープ茨木白川(大阪府茨木市)の3店舗を2026年3月に閉店すると発表した。25年度の「営業終了候補店」として、今年3月に発表した経営状況の厳しい7店舗に含まれていた。

 閉店予定日は茨木白川が26年3月2日、打出浜が同12日、桃山台が同23日。同じく営業終了候補店だった兵庫(神戸市兵庫区)▽有野(同市北区)▽西鈴蘭台(同)▽姫路砥堀(姫路市)-の4店は営業を続ける。

 コープこうべは23年度から閉店候補を周知し、その年の4~9月の営業状況などを基に継続の可否を判断している。売り上げに対する赤字の割合が8%以上、または4%以上で設備老朽化などの課題がある店が対象。23~25年度の3年間で計17店が候補となり、うち9店が閉店(予定を含む)となった。

 このほか、1991年から運営する研修施設「協同学苑」(三木市)も、施設の老朽化や利用者の減少で赤字が続き、28年3月末で運営を終えると発表した。(広岡磨璃)

神戸新聞  https://www.kobe-np.co.jp/news/economy/202511/0019681006.shtml

コープ打出浜の売上高は目標額に対して達成されていたのか?

一方、コープ打出浜は営業利益率とは別に、営業継続ができるかどうかの判断基準を個別に設定しており、日々の売上高目標として一日 140万円を掲げていました。黒字に転換することができる、損益分岐点が一日140万円という数字だったのでしょう。

そして、実際に直近半年間の売上高はどうだったかというと、一日平均 125万7093円という数字でした。

売上高目標に対して、一日平均で約14万円未達という結果だったのです。

コープ打出浜の閉店が地域に与える影響も考慮されたのか?

他には、コープ打出浜を閉店したとしても、代替となる競合店舗が近隣にある、という周辺環境がコープ打出浜の閉店を決定づけたともいえるかもしれません。

過去に営業終了候補店に指定された末に閉店となってしまった店舗には、周辺地域に競合店舗があります(コープつかしん、コープミニ荒田、コープミニ山田、コープ東加古川、コープ加西、コープ箕面中央、など)。

一方で、営業終了候補店に指定されながら閉店を免れた店舗は、郊外に位置していて周囲に競合店舗が無い場所が多かった、という事実があります。(コープミニ猪名川南、コープミニ月が岡、コープ有野、コープ西鈴蘭台、コープ姫路砥堀、など)

上記の店舗が各々どのような経営状況だったか、については知る由もありませんが、コープが撤退することで地域にスーパーマーケットが皆無になってしまう郊外地域と比べて、KOHYO芦屋南宮店や万代 西宮前浜店といったお店が比較的近隣にあるコープ打出浜とでは、閉店の影響は小さくて済むだろう、という判断もあったのかもしれませんね。

また、周辺住民が自分事として捉え、閉店阻止に向けて具体的な行動をとった、ということもあったのかもしれません。その実態は分かりませんが・・・

ともあれ、来年の3月をもってコープ打出浜は閉店する、という決定が下されてしまいました。

閉店阻止のため、誰がどう動いたのか?

コープ打出浜の営業継続については、関係者が尽力されていました。

この半年間はお店の中も以前と比べて活気があり、店員さんも多いように感じられ、コープ打出浜の営業努力を垣間見ることができました。

また、夏にはコープ打出浜自身、地域の自治会である東南会、浅海洋一郎芦屋市議会議員が協力して打ち水プロジェクトを開催したり、夏祭りが開催されて、店舗前に多くの子供連れが集まり、地域が大いに盛り上がりました。

他の関係者の方々にも、私アシヤタガラスが個別に連絡を取らせていただいたり、逆にご連絡をいただいたりしたこともありました。
目立った動きは無かったように思えましたが、一般市民には見えにくい形で店舗の営業継続についてご助力をいただいていたのだろうと思います。

私もブログやインスタでこの問題を発信したり、お店のために動いてくれそうな方々に連絡を取ったりさせていただきましたが、力及ばずの結果となってしまいました。

コープ打出浜閉店の影響

コープ打出浜が閉店した後の影響は、様々なものが考えられます。

以前の記事でもまとめていますが、このような影響が考えられます。

・食料品、文房具雑貨、お歳暮などの購入手段が無くなり、
 他店に求める必要が出てくるが、他店へ移動する距離が増える。
 高齢者など足の不自由な方にとっては大幅な負担増となる。

・イベントや旅行企画など、耳寄りな情報が手に入らなくなる。

・共済保険などの手続きが難しくなる。最寄りはコープ浜芦屋となり、
 移動距離が大幅に増える。

・客と店員、客同士の交流の場が無くなる。

・コープ打出浜周辺のお店から客足が遠のく。

・顧客の他店への流出が発生する。
 西宮市に顧客が流れた場合は、芦屋市の税収の減少に繋がる。

生活が便利なエリアを求めて住民が他市へ転出する。
 顧客が減り他店も経営苦になる、という悪循環に陥る。

・生活の利便性が下がって地域の人気が下がり、地価が低下する

目先の影響としては、高齢者の負担増、耳寄り情報の不足、客足が無くなる、交流の場が無くなる、といった現象が起こると考えられます。
周辺地域に与える影響は大きなものがあると思われます。

また、徒歩圏内にはKOHYO芦屋南宮店、万代 西宮前浜店といった競合店舗が複数あるのだから、そちらに乗り換えるだけで影響なんて無いでしょ?と若い方は思われる方もおられるかもしれません。
しかし、営利企業とは競争相手が少なくなると値上げを行い、自社の利益の最大化を考えるのが常。
競合店の消失という需要と供給のバランスが大きく崩れる事態があれば、それは値上げに直結し結果として我々の懐を寒くする原因と成り得るのです。

さらに、長期的な影響を考えても、市の税収減、住民の流出、地価の下落などが起こる可能性が考えられる、と書かせていただいていました。

このように考えると、コープ打出浜の閉店は悪影響ばかりが目立ち、良い影響など殆どないのではないか、と思われ暗い気持ちになってしまうのですが、それが現実なのです。

コープ打出浜閉店阻止のため、何をすればよかったのか?

我々は、コープ打出浜閉店阻止のために何ができたのでしょうか。

我々にできたことは、3つ。

①地域で団結してお店を盛り上げる

これは、上記でも書かせていただいた通り、いくつかのイベントが開催されていました。

ただ、それがお店の売上や顧客の拡大につながったのか、と言われると・・・売上高の推移を見ても右肩下がりだったことから、あまり大きな効果を上げなかったのでは?というのが正直な印象です。

惜しむらくは、イベントが行われたのが7,8月で、問題が明るみに出てから3か月以上が経過してからだった、ということです。
もし4月か5月のゴールデンウィークに大きなイベントが開催されていれば、今頃違った景色が見えていたのではないか・・・と思わざるを得ません。

②お店の利用回数と消費額を増やして商品を買い支える

これが、最も直接的で効果的な対応です。

一日140万円という明確な数値目標があり、現状は1割減の126万円程度の売上高しかない、という現状が分かっていたのですから、お客さんがあと1割ずつ買い増せば目標は達成できたのです。

とても簡単で、単純な話だったんです。

手前味噌で恐縮ですが、私は今年の4月以降、コープの個配を止めてコープ打出浜での購入に変更し、我が家の食費のほぼ全てを店舗に支出してきました。(ほぼ10割増ですね笑)

しかし、日々の売上実績の推移を追っていくと、最初こそ130万円台のスタートで、目標には未達ではあるものの順調な滑り出しかな?と思っていましたが、それから売上が右肩下がりに下がり続け、最終的にはスタート前と同じ126万円前後の数字に落ち着いてしまいました。

つまり、ほとんどのお客さんがお店に落とすお金を増やしてくれなかった、ということが言えるわけです。これは、あまりに寂しい結果ではないでしょうか。

昨今の不景気により収入が減り税金や社会保険料の支出が増加、物価も上がるという厳しい環境のなか、食費を削らざるを得ないというご家庭も多数あるでしょう。
食費を増やすなんて選択肢は無い、という気持ちは痛いほど分かります。

ただ、自分が出費を増やせないのであれば、せめて他の人に多く利用してもらおう、と考えて行動を起こすことはできたはずです。
ところが、一部では、「一利用者が頑張ったところでどうせ閉店は回避できないだろう」、とか、「コープが閉店?あら、そうなの?ふーん」というどこ吹く風といった声を仄聞しました。

我々消費者が自分事として捉え、消費行動を取ればもっと違った結果になったのではないか、と思わざるを得ません。

③お店の窮状を広く周知し関係者に然るべき行動を促す

これは、私のようなインターネットやSNSで配信する人間の責任が大きいと思うのですが、コープ打出浜の窮状についてあらゆる手段を用いて周知すべきだったと感じています。

私はブログとインスタで自分ができる範囲で力を尽くしたつもりではいましたが、、、力不足を感じずにはいられません。

ただ、コープ組合員には葉書が送られてきて現状を知るに至りましたが、非組合員は意外と事態を知らない、ということもあったようです。
大東町と南宮町の総世帯数は合わせて約3000世帯超。隣接する芦屋市浜町や西宮市の一部の町を含めても、コープ打出浜の顧客は5000世帯程度であるはずです。
その全家庭にDMを送る、ということくらいは東南会が代表してやってもよかったのではないか、と思いました。(お金と人手は誰が出すの?という問題はありますが・・・)

公的立場の人間がやるべきこととは?

↑の記事で私は、自治体や市役所を動かしてでも閉店を阻止すべきだ!と訴えさせていただきました。
ある市議さんからは営利目的の一般企業に対して、公的機関である市が介入するのは難しいから市役所に対しては何もできない、という大変有難いお声をいただきました。

私は言いたい。

そんなことは百も承知。そ難しいことを実現するのが、市議の役目なんじゃないんですか?と。

スーパーマーケットは営利目的を越えて、市民の食を支えるインフラとしての性格が強い。それを公的機関の市が支えて、一体何が悪いのか?

インフラ整備はそもそも営利目的でやるべきものではなく、民の生活の利便性を保つことが目的であって、その結果と費用との天秤で量られるべきものです。

そのメリットとデメリットを全てテーブルの上に並べて、メリットの大きさを市議会に訴えかけ、市が積極的に介入すべきことであると認識させ、市に行動を促すことはできたはずなのです。

まぁ、そんな市民目線の施策など歯牙にもかけないのが、いまの市議会の現状なのかもしれませんが・・・

しかし、どういう犠牲を払ってでも、市民の恒久的な利益のために必要な行動を取る。それが、公的な立場に立った人の責務なのではないでしょうか。

コープ打出浜閉店後の建物はどうなる?他社スーパーマーケットが参入する?

さて、コープ打出浜は2026年3月に閉店することが決定してしまいました。

スーパーマーケット事業が撤退した後、建物はどうなるのでしょうか?

大型ショッピングセンターの一角に入っていたコープつかしんコープ加西の例は特殊で、オーナーが積極的に空店舗を埋めようとするため参考にはなりません。

そこで、コープ打出浜と同じ路面店の閉店後の過去事例を見ていきたいと思います。

コープこうべ路面店の閉店後の過去事例をご紹介

コープ東加古川の跡地では、つどい場『虹』や宅配商品受取場所『めーむひろば』としての営業が引き続き行われています。
ただ、その活動は隣接の別建物で行われており、メインの建物は取り壊しが進められており、今後の事業の行く末については不透明なようです。

コープミニ山田の例では、コープ撤退後にディスカウントスーパーであるサンディ 吹田山田店が参入していました。
関西でもよく目にする業務スーパーやジャパンなど、大手のディスカウントスーパーが参入してくるという可能性もありますが・・・コープ打出浜と同等の品揃えや品質が期待できるかと言うと、、、
近隣には既にディスカウントスーパーがいくつかありますが、私はそこで自分の子どもたちの口に入る食べ物を買いたい、とはどうしても・・・明言はいたしませんが、あとは察してください・・・

コープこうべが撤退しても、他の大手スーパーが参入してくるでしょ?と思っている方も多いかもしれませんが、それは考えが甘いと言わざるを得ません。
そもそも競合店舗との競争&赤字で苦しんでいた場所に、他のスーパーが参入してくる可能性は限りなく低いと私は考えています。その理由は、赤字になるのが目に見えているからです。

2023年に閉店したコープミニ荒田、2025年5月に閉店したコープ箕面中央では建物が封鎖され、閉店後はいまだにテナントが入っていないようです。

コープ打出浜跡地の今後を予想する

何かのイベントが定期的に開催されるなど、市民の集いの場としての機能を残していただけることになる可能性はあるとは思いますが、そこで問題になるのは土地と建物の所有者が市ではなくコープこうべである(たぶん)ということです。

一般企業が、自社の店舗を撤退に追い込んだ(結果的に)周辺市民のために、集いの場を提供したいと思うでしょうか?私は、正直期待薄だな・・・と思ってしまいます。

残念なケースとしては、コープミニ荒田やコープ箕面中央と同じく、その後も特に再利用されないままの可能性も十分に考えられます。
コープ打出浜は大通りに面しているわけではなく、人通りが多い地域にあるとは決して言えませんでした。
採算がとれないのならば、いっそのこと土地も売って完全撤退すべきか?と、今コープこうべの首脳陣は頭を悩ませているのではないでしょうか。

コープこうべが打出浜の跡地を引き続き利用するとすれば、コープ東加古川の例のように個配や事務手続きの拠点としての利用を継続する、というのが一番考えやすい気がしています。
そうなると、我々市民が得られるメリットは無い・・・と思います。

コープこうべが土地を手放したとしても、他の企業や団体によって有効活用されるかどうかについては、あまり明るい見通しを現時点で立てることはできません。

願わくば、お隣の芦屋浜センター(フロンテージ芦屋)と協働して新しい施設を作ったり、芦屋浜センター(フロンテージ芦屋)スマイル伊勢のような共同施設を作って新しい人や企業を呼び込んだり・・・といったことがあれば嬉しいのですが、老朽化した施設を取り壊すなどのコストもかかるため過度な期待はできず、前途多難と言えそうです。

コープ打出浜閉店から得られた教訓と来年以降の営業終了候補店の関係者様への言葉(僭越)

厳しい表現をあえて使いますが、今回の出来事で直面したのは、スーパーマーケットの閉店という地域に大きな影響をもたらす事態においても多くの人間は他人事で、事態を回避するための具体的な行動を起こすことはない、という非情な現実でした。

その現実を踏まえて、今後の関係者の方々にはご尽力いただきたいと思っています。

コープこうべは、おそらく2026年度も3月に営業終了候補店を発表し、9月までの売上実績に応じて継続・閉店を判断、翌3月に一部の店舗を閉店する、という取り組みを行うものと思われます。

それらの店舗の関係者皆々様方におかれましては、コープ打出浜が直面した現実を自分事として受け止め、各店舗の営業努力に反映させていただければ、と思っています。

営業終了候補店の公表という措置、赤字経営を続けている、という状況から見ても、コープこうべの経営陣は、鬼ではないと断言できます。
店舗継続を賭けて全力で努力し、市民や自治体・公的機関までも巻き込んでいく、そのような人がいる店舗から働く場所を取り上げるようなことはすまい、と信じています。

あなたの店舗は、あなたが動きさえすれば大丈夫です。
実際に、閉店を回避できた店舗があるのですから。

まとめ

いかがだったでしょうか。

コープ打出浜の閉店決定を受け、閉店に至った顛末を整理、考察し今後の生活に活かすべく、記事に取り上げさせていただきました。

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