芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫(にしざきかおる)さん 議会一般質問内容 2023年6月19日

市のこと

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芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫 質問6

個々の対応については、それで問題ないとは考えている。

だが目に見えてわかる問題というのは、氷山の一角である。
目に見えない問題、声なき声に現れているというのは、
さきほどの意識調査で述べた通り。
そこに根本的な問題、原因が確かに存在している。

なぜ教育をしているのか?何を目指しているのか?
どう考えているのか?

芦屋市教育部長 川原智夏 答弁6 西崎氏質問6に対する答弁

生き抜く力をつけるということ。
学力だけではなく、困難を克服する力、
たくましく生きていく力をつけること。
それが教育の目指しているところと考える。

芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫 質問7

生きていく力というのは、どこから出てくるものなのか?

芦屋市教育長 福岡憲助 答弁7 西崎氏質問7に対する答弁

人それぞれによって違う。

学力調査などでは、
“自分に長所があるか?” という質問に、
あると回答したのは約40%。

自分の個性を認められ、自分として認められ、
安心して生きていくことができる環境が大切だと考える。

芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫 質問8

生きていく力とは、自己肯定感のこと。

先祖のすばらしさを知り、
苦手を個性として認めて生きていく。
そうでないと、自己肯定感は育てられない
ということを教育委員会にも認識してほしい。

学力の良し悪しで自己肯定感は育てられない。
そのような視点で教育改革をすることはできないのか。
全国の先陣を切って。

芦屋市教育部長 川原智夏 答弁8 西崎氏質問8に対する答弁

生きていく力は
生い立ちによって左右されるものではないと考える
学習指導要領にも掲げられていることだが、
これから少子高齢化の中で育っていくには、
学力だけではなくバランスよく成長していくことが大事。

課題を見つけ、自ら探求し教え合う。
プログラミング教育もその一環であると考える。

議員の言われることと教育委員が考えることに
大きな齟齬があるようには思えない。

力強い青少年を育てたいという思いは同じ。

芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫 質問9

歴史教育で先人の事績を知り自らの誇りとする。
それが生きる力の源となる。
(市が西﨑氏と)我々の思いは同じだと

おっしゃったが、違うと考える。

今の教育システムが正しいのなら、
いまのように自殺者が増えるはずがないではないか。
何十年も教職員が働いてきたが、その結果が今の状況である。
同じだと言われると全く腑に落ちない。

今のやり方では、限界にきていると認識してほしい。
自分の34年の教職員としての実経験から申している。
教育委員会も、今の現状みて、おかしいと感じてほしい。

教職員の数を増やす、一クラスの生徒数を減らす
ということは今までもやってきたこと。
それをこの先続けても、いまの傾向は変わらない。

そこを、教育委員会にこそ認識してもらいたいと考えている。
そうしないと、現状は変えられない。
個々の教職員は頑張っている。だが、限界が来ている。

ひきこもりになった子供は、自分が悪いんだと考えている。
だから自分を否定して、自殺してしまう。
本当はひきこもりは悪いことではない、気にすることはないのに、
本人は真面目で自分を否定し責めてしまう。

それはおかしいことではないんだ、ということを
公立の学校としてやっていきたい。
今の学校は、合う生徒には合うのだから、
それを否定するわけではない。
だがそれに合わない子供には、考え方の違う
もう一つの受け皿、ニュースクールが必要


私立では不十分で、公立でやることにこそ意味がある。
保護者も私立のスクールに通うことを
後ろめたく思っているが、そう思わせたくはない。
堂々と、公立の学校に通ってほしい。
そうでないと、現状は良くはならない。そう考えている。

のびのび学級に通っている子供、通わせている親は、
想像だがうしろめたさを感じていると考える。
そこにうしろめたさを感じること自体がおかしい
そういうことを、教育委員会が推進している。

声なき声に耳を傾ければ、いまの教育システムでは
無理だということに、教育委員会が気付いてほしい。

大きな学校ではなくてもいい。
ちゃんとしたコースを作るだけでも良い。

例えばたかが数学が不得意だというだけで、
人生に対して消極的になってしまう子供が実際にいる。
不得意なのは個性だから気にするなと言っても、
その子は真面目だから気にしてしまう。
自分はダメだと感じてしまう。

それがエスカレートして不登校などの問題になっている。
この構図はシンプル。

その根本的な対策として公立のニュースクールを掲げている。
教育委員会が先頭に立ってやってほしい。

今のシステムを表面的に変えても芦屋の教育に魅力は出てこない。
発想を変える必要があり、いまの現状を考えると待ったなしである。
教育委員会としてどう考えるか。
ニュースクールについて賛同できるか。

芦屋市教育部長 川原智夏 答弁9 西崎氏質問9に対する答弁

適応教室に通う生徒がうしろめたく感じている
というのは、表現としてどうか。
魅力が無いと言われたが、まず学校にくることが大切

学習内容の充実に力を入れている。
授業が面白いから学校に行こうという風にしたい。
新市長も方向性は同じ。

課題解決した成功体験が重要と考える。
そのために個別最適化の教育に力を入れている。
探求心を育てたいと考えている。

不登校等に関する問題は認識しているが、
これまでの教育をいっそう推進したいと考えている。

芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫 質問10

今のシステムの中でニュースクールをやるということは検討していただけるのか?

芦屋市教育長 福岡憲助 答弁10 西崎氏質問10に対する答弁

子どもの成長の上り道は多様。
議員の視点も大事。否定はしない。

芦屋で育ってよかった、誇りに思うことを目標にしている。
重要なご示唆をいただいた、と捉えている。
いま、やるやらないということには言及できない。

芦屋市議会議員 参政党 西﨑薫 質問11

承知した。
激しく発言した部分もあったこと、失礼した。

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