こんにちは、アシヤタガラスです!
*(10月25日更新)ついに試合の日程、場所が正式発表されました! 12月26日、有明アリーナにて。
*(10月7日更新)井上選手が契約しているプロモーター、トップランク社CEOのボブ・アラム氏が12月26日に試合を計画していると発言した、という報道が出てきました。いよいよ、正式発表が近づいてきましたね! (引用元)
2023年7月25日、WBC,WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトンを破り、同王者となった井上尚弥選手。
次戦はWBA,IBF同級世界王者のマーロン・タパレスとの対戦が内定している状況です。
井上選手の2階級目の4団体統一戦。
史上二人目の偉業となるこの試合、年末開催が噂されているタパレス戦ですが、10月5日時点でいまだ正式発表がなされていません。
ボクシングファンが、いまかいまかと心待ちにしているのが、タパレス戦ですよね。
そこで、タパレス戦がいつ頃に開催される見込みなのか、いつ正式発表されるのかを過去の試合正式発表と試合の周期を読み解き、予想してみました。
過去の井上尚弥選手の試合日程をまとめてみた
スーパーフライ級最後の試合であるヨアン・ボワイヨ戦からの井上選手の試合日程を一覧表にまとめました。
試合開催日が正式発表された日も併記しています。
また、前戦から次の試合が正式発表された日までの間隔、正式発表から試合開催までの間隔、試合と試合の間隔、を並べています。
単位は日(day)です。
対戦相手 | 戦目 | 開催正式 発表 | 試合開催日 | 前戦から 発表まで | 発表から 試合まで | 試合 間隔 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヨアン・ボワイヨ | 15 | 2017/11/16 | 2017/12/30 | 68 | 44 | 112 |
ジェイミー・マクドネル | 16 | 2018/3/6 | 2018/5/25 | 66 | 80 | 146 |
ファン・カルロス・パヤノ | 17 | 2018/8/21 | 2018/10/7 | 88 | 47 | 135 |
エマヌエル・ロドリゲス | 18 | 2019/2/16 | 2019/5/18 | 132 | 91 | 223 |
ノニト・ドネア | 19 | 2019/8/26 | 2019/11/7 | 100 | 73 | 173 |
ジェイソン・モロニー | 20 | 2020/9/9 | 2020/10/31 | 307 | 52 | 359 |
マイケル・ダスマリナス | 21 | 2021/5/6 | 2021/6/19 | 187 | 44 | 231 |
アラン・ディパエン | 22 | 2021/10/29 | 2021/12/14 | 132 | 46 | 178 |
ノニト・ドネア | 23 | 2022/3/30 | 2022/6/7 | 106 | 69 | 175 |
ポール・バトラー | 24 | 2022/10/13 | 2022/12/13 | 128 | 61 | 189 |
スティーブン・フルトン | 25 | 2023/3/6 | 2023/5/7 | 83 | 62 | 145 * |
マーロン・タパレス | 26 | ??/??/?? | ??/??/?? | |||
平均 | 126 | 61 | 188 |
*当初発表の5月7日までの日数です。
井上選手のケガにより7月25日に延期して開催されました。
平均するとどれくらいの試合間隔がある?
それぞれの日数を平均すると、
前戦から次の試合が正式発表された日までの間隔は、126日(約4ヶ月)
正式発表から試合開催までの間隔は、61日(約2ヶ月)
試合と試合の間隔は、188日(約6ヶ月)
となります。
これをタパレス戦にも当てはめて考えると、前戦フルトン戦が7月25日でしたから、それから4ヶ月を足すと11月末頃に試合日程が正式発表され、さらに2ヶ月後の来年1月末頃に試合が開催される計算となります。
しかし、ここで忘れてはならないのがコロナ禍とWBSSの存在です。
コロナ禍は井上選手も含めて全ボクサーの試合日程を平等に狂わせました。
井上選手はドネア戦後にジョンリエル・カシメロとの対戦が内定していましたがコロナ禍によって試合が消滅。
代役のジェイソン・モロニーとの対戦は実にドネア戦後の約1年後でした。
さらに次戦のダスマリナス戦も、ようやく決まったという状態で、この間ほぼ1年に1試合のペースで通常の倍ほどの試合間隔になってしまいました。
さらに、WBSSの影響です。
WBSSは対戦相手が先に決められていますが、本来は試合をやりたい相手同士が直接交渉をして試合日程や会場などを決めていくのがボクシングの通例。
先に対戦相手が決まっている場合は、そもそも試合をしたくない相手である場合もあり、交渉がこじれることがままとしてあります。
井上選手の場合も、交渉に時間がかかり、試合間隔が延びる結果となっていました。
このように考えると、上記の平均日数はWBSSとコロナ禍の影響を含んでおり、タパレス戦にこの試合間隔をそのまま当てはめることはできません。
実際はもう少しはやいタイミングでの試合開催が予想されるというわけです。
タパレスとはどこまで交渉が進んでいる?
井上選手はSNSで”匂わせる”
井上選手は、試合が正式発表される前に、SNSで”匂わせる”ことが知られています。
例えば、前戦のスティーブン・フルトン戦。
フルトンとの交渉では、試合が正式発表される約1ヶ月半前の1月19日に、
「色々と噂が飛び交っている まじでやれるんか!?!? やってやろうじゃねぇか!!!」
とツイートしていました。
井上選手の対戦相手としてフルトンを挙げる声は少なく、いきなりフルトンと戦うことに時期尚早とするボクシング関係者も多くいた時期にこのツイート。
ボクシングファンたちが一気にざわざわしたんですよね。
WBCバンタム級王者のノニト・ドネアとの再戦、2022年3月30日に正式発表されたこの試合では、井上選手は1月18日に”匂わせて”います。
だいたい、正式発表の1~2ヶ月前には”発表匂わせ”があるわけですね。
具体的なタパレス戦の日程を予想しよう
今回のタパレスとの交渉では、フルトン戦7月25日にフルトンがリングインして、勝者の井上選手がタパレスに対戦要求し、タパレスが受けるという場面がありました。
その時点で匂わせも何も、ほぼ試合が内定している状況になっていたわけですが、それでもボクシングの世界では交渉決裂となることもしばしばあります・・・
しかし、井上選手はその後もSNSで試合について言及し、ついに先日のツイートでは12月の試合開催に言及しました。
これは、12月の試合開催に向けて具体的な交渉が進められている事実を示しているようです。
タパレス戦の正式発表はいつ?
では、12月に試合があると仮定して、いつ頃試合の正式発表があるのでしょうか。
試合の正式発表は、試合の2ヶ月前頃に行われるのが通例となっています。
これは、コロナ禍でも変わりません。
12月に試合があるとすれば、2ヶ月前の10月、つまり今月中には試合開催の正式発表があることになりますよね。
井上選手は、スーパーフライ級時代までは晦日や大晦日に試合を行うことが多かったのですが、バンタム級以後は年末の試合を行っていません。
12月はディパエン戦の14日、バトラー戦の13日となっており、中旬に試合を開催しています。
これはおそらく、大きな観客数を呼び込める井上選手が、大きい会場を押させるのが難しくなってきたことを示しているのだと思います。
年末は大きい会場は他のイベントで抑えられてしまっていることが多く、仕方なく12月中旬に試合を開催しているものと思われます。
つまり、タパレス戦も12月中旬に開催される可能性が高く、それから2ヶ月前の10月中旬に正式発表があるものと予想されるわけです。
今日は10月6日ですが、1週間以内に正式発表があるのではないか、と筆者は予想します。
ズバリ、10月13日に発表があると大胆予想します!
以上、筆者の予想でした。
まとめ
この記事では、
・過去の井上尚弥選手の試合日程、試合開催の正式発表の日程を一覧表にまとめました
・過去の試合間隔、発表間隔の平均値から、次戦の具体的な試合日程、正式発表の日程を予想しました
いよいよ目前に迫った井上選手の2階級目の4団体統一戦正式発表。
一ボクシングファンとして、心待ちにしています。
みなさんも、井上選手の試合を楽しみに待っていてくださいね!
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